掛け捨て型生命保険のメリット・デメリット
こんにちは。はぴパパです。私が実際に実践している貯蓄&節約をご紹介することにしました。題して、『シリーズ 家計の見直し』はぴパパの趣味の一つに、『貯蓄・資産運用』があります。
その一環の『節税』や『お得』について、たくさん調べたりしていますので、
『本当にお得だ!』というものを紹介していきます。
記念すべき第一回は 『掛け捨て型生命保険のメリット・デメリット』
掛け捨て型 生命保険とは?
呼んで字のごとく、・生命保険料を支払い、死亡時に保険金が受け取れる契約。保険料は(基本)返って来ない。
定期保険とも言う。逆に貯蓄性のある保険を終身保険(学資保険も終身保険の一部)と言う。
メリット
安い保険料で高額な保険金(大きな保証)がある
デメリット
保険料が掛け捨てなので、何事も無ければお金が返ることは無い
掛け捨て型は無駄?よ〜くかんがえよ〜
よく、『掛け捨ては返って来ないから無駄』と言われることがありますが、本当に無駄なのでしょうか?私はそうは思いません。
もしもの事があった時、残された家族に迷惑をかけたくありません。
子供の学費も心配です。(そのための学資保険もありますが、十分な金額は望めません)
遺族年金があるとはいえ、十分ではありません。
万が一の時は、云千万円という金額が欲しいところです。
そして、簡単に貯めておける、残しておける金額ではありません。
このレベルの金額を生命保険でカバーしようとすると掛け捨て型じゃないと、保険料がとんでもないことになります。
生命保険料控除も活用してお得に!
年末調整時に生命保険料控除を受ける事ができます。
支払い保険金に対して、税金(源泉徴収された所得税)が返ってきます。来年の税金(住民税)が安くなります。
平成24年以降に契約した分について
年間の支払保険料等 | 控除額 |
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
年間で8万円の支払いをした場合は、年間の支払い保険料『40,000円超 80,000円以下』になりますので、
支払保険料等 × 1/4 + 20,000円 = 80,000 × 1/4 + 20,000円 = 4万円
すなわち、年間4万円の控除となります。
これは所得税の場合。
住民税の場合は別表になります。
年間の支払保険料 | 控除される金額 |
12,000円以下 | 全額 |
12,000円超 32,000円以下 | 支払保険料×1/2+6,000円 |
32,000円超 56,000円以下 | 支払保険料×1/4+14,000円 |
56,000円超 | 一律 28,000円 |
年間8万円の支払いをした場合、住民税は年間2.8万円の控除となります。
詳しくは、国税庁のサイトにあります(分かりにくいですが・・・)
で、結局いくらお得になるの?
↓の方が多いと思います。
所得税10%住民税10%の場合
4万 × 10% + 2.8万 × 10% = 4000 + 2800 = 6800円
所得税20%住民税10%の場合
4万 × 20% + 2.8万 × 10% = 8000 + 2800 = 10800円
保険料を年間8万円払ったとして、税金で↑の還付を受けることができるのです。
年末調整時に勤務先に保険会社から受け取る書類を出せばOK。
まとめ
・云千万円という金額を家族に残すことができる
・年末調整で税金が6800円〜10800円程度返ってくることがある(金額・税率による)
さいごに
はぴパパは、残された家族に最低限しか残せませんが、年間4万円程度の掛け捨て型生命保険に加入しています。
ただし、掛け捨て型生命保険は家計を圧迫する原因にもなりかねません。
家計の見直しシリーズ
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