貯蓄型生命保険がお得な理由
こんにちは。はぴパパです。私が実際に実践している貯蓄&節約をご紹介することにしました。題して、『シリーズ 家計の見直し』前回のシリーズは→
掛け捨て型生命保険はもったいない?その代わりに得られる安心感を買っているのです。税金がお得なこともあります。
今回は、貯蓄型生命保険(学資保険も)がお得な理由を書いていきます。
貯蓄型 生命保険とは?
・生命保険料を支払い、死亡時に保険金が受け取れる契約。(ここまでは、掛け捨てと同じ)
・満期時に払った保険料に追加して、多少の利率で増えた分が返ってくる。
・満期を待たずに解約すると、元本割れすることがある。
・終身保険(学資保険も終身保険の一部)と言う。
・保険会社が破綻しても90%は保証されている。
メリット
支払った分以上が返ってくるため、貯蓄として使える
超低金利の今は、銀行の定期預金に入れるくらいなら、貯蓄型も検討したい
デメリット
満期前の解約は大きな損
万が一の時の保険金は大きく期待できない
将来、金利が上昇した場合、古い契約の低金利のままで相対的に損をすることもある
学資保険も貯蓄型生命保険と同じ
学資保険とは、子供がある年齢になったら満期になるものです。
その間に万が一のことがあったら、その後の保険金は不要となります。
違いは、保険金が死亡時に受け取れずに、満期のときに受け取れる点です。
学資保険は子供の成長後にしか受け取れないのです。
選べるメリットがある分、私は終身保険に加入しました。
生命保険料控除で税金が安くなる!
ここが超絶お得ポイント。
前回の掛け捨て型と同じですが、、、↓の要領で税金が安くなります。
年末調整時に生命保険料控除を受ける事ができます。
支払い保険金に対して、税金(源泉徴収された所得税)が返ってきます。来年の税金(住民税)が安くなります。
平成24年以降に契約した分について
年間の支払保険料等 | 控除額 |
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
年間で8万円の支払いをした場合は、年間の支払い保険料『40,000円超 80,000円以下』になりますので、
支払保険料等 × 1/4 + 20,000円 = 80,000 × 1/4 + 20,000円 = 4万円
すなわち、年間4万円の控除となります。
これは所得税の場合。
住民税の場合は別表になります。
年間の支払保険料 | 控除される金額 |
12,000円以下 | 全額 |
12,000円超 32,000円以下 | 支払保険料×1/2+6,000円 |
32,000円超 56,000円以下 | 支払保険料×1/4+14,000円 |
56,000円超 | 一律 28,000円 |
年間8万円の支払いをした場合、住民税は年間2.8万円の控除となります。
詳しくは、国税庁のサイトにあります(分かりにくいですが・・・)
で、結局いくらお得になるの?
↓の方が多いと思います。
所得税10%住民税10%の場合
4万 × 10% + 2.8万 × 10% = 4000 + 2800 = 6800円
所得税20%住民税10%の場合
4万 × 20% + 2.8万 × 10% = 8000 + 2800 = 10800円
保険料を年間8万円払ったとして、税金で↑の還付を受けることができるのです。
年末調整時に勤務先に保険会社から受け取る書類を出せばOK。
20年満期の保険だとすると、1.08 × 20 = 22万円近くも節税になることもあります。
年間8万円、20年で160万円の保険料の支払いで、20万円も節税になるとしたら、
超絶お得じゃないですか!
年間8万円、20年で160万円の保険料の支払いで、20万円も節税になるとしたら、
超絶お得じゃないですか!
それだけじゃないんです!
・年払いでさらにお得に!
・クレジットカード払いでポイントもGET!
陸マイラーにとっても嬉しい限り。
保険会社により変わると思いますが、これらで多少の追加のお得があります。
まとめ
・貯蓄(貯金や資産運用)の一環として考える価値は十分にある
・年末調整で税金が6800円〜10800円程度返ってくることがある(金額・税率による)
さいごに
保険料控除が使えるギリギリで、はぴパパは貯蓄型生命保険に加入しています。
満期時は、子供が大学生のはずなので、学費に使うこともできます。
満期時は、子供が大学生のはずなので、学費に使うこともできます。
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